SNSは生活の一部であり、コミュニケーションツールとしても欠かせないものとなっています。
Instagram、Facebook、Twitter、LINEなど、ツールも増えていますが、詐欺手口の根本は変りません。
簡単に説明します。
詐欺は身近にある
ネットショッピングやネットオークション、電子マネーなどが普及し、どんな人でも詐欺の被害者になってしまう可能性が高まりました。
- ヤフオク詐欺
- メルカリ詐欺
- Amazon詐欺
- ココナラ詐欺
- SNS詐欺
- Amazonギフト詐欺 など
ネットオークション
衣類、書籍、生活雑貨以外にも、高額腕時計や車の売買もできます。
一般的にオークションサイトでは、売買契約を結んだ双方の責任となり、プラットフォーム側は仲介や解決をしてくれません。
お金が振り込まれない、故障(破損)していたなど、トラブルは多くあります。
以前より流行っているのが、「無在庫詐欺(せどり詐欺)」「空売買」などです。
無在庫のせどりは規約で禁止しているプラットフォームが多く、販売者は落札された後に商品を別のマーケットサイトから購入するため、発送の遅れやキャンセルなどのトラブルが起こります。
「空売買」とは、情報商材などのマニュアルやサービスを、ヤフオクなどのサービスや決済を使って売買するものです。
例えば、10万円の家電をヤフオクで販売し、落札させます。
落札後、その購入者へ情報商材が送られます。ヤフオク上は家電の売買です。しかし、実際には情報の売買なのです。
これは、売主の特定ができず、警察の介入がないとヤフオクも個人情報の開示をしないため(個人情報が無い場合もある)、落札後(購入後)に詐欺とわかっても返金請求できず、逃げられてしまいます。
ココナラでのトラブルも多いようです。
SNSを介した詐欺など
SNSのDM内でのやりとりで詐欺にあうケースも増加しています。
電子マネー(Amazonギフト、BitCash、NetRideCash、iTunesギフトなど)のコードを送るように指示されたり、ライブのチケットを譲ると言われチケット代を支払うと音信不通になったり、ゲームアカウントを売ったがお金が入金されなかったなどの被害も多くあります。
詐欺かどうかの判断基準
「自分は絶対に騙されない」と言う人に限って被害が多いという統計があります。
数年前の仮想通貨ICO詐欺、昨年あたりから増えだしたNFT詐欺があげられます。
- 投資詐欺
- FX詐欺
- バイナリー詐欺
- ICO詐欺
- NFT詐欺
- ロマンス詐欺 など
FX投資詐欺・ロマンス詐欺
今もっとも多いのが、FX詐欺、投資詐欺です。
- SNSで知り合う(中国系の外国人が多い)
- お金を預ける(日本国内の銀行口座)
- FX口座開設(このFX取引所は偽物)
- お金が引き出せない、税金や手数料を請求される
ロマンス詐欺も同じです。
- SNSで知り合う(軍人や韓国人が多い)
- 投資を案内、お金を送金(日本国内の銀行口座)
または、お金が必要(家族の病気、関税代金など)と言われ、お金を送金 - FX口座開設し、お金を引き出すために税金や手数料を請求される
または、連絡がとれなくなる
- 投資を案内、お金を送金(日本国内の銀行口座)
バイナリーオプションでは、偽取引所が存在し、プログラムでHI-LOWの操作をして、絶対に勝てないようになっているものもありました。
最初はわざと勝たせ、証拠金を増やしたら大きく負けさせる手口です。
副業詐欺
- 副業詐欺
- 支援詐欺
- サクラ詐欺
- 出会い系詐欺
- 占い詐欺
- ポイント詐欺 など
今、社会問題となっている、副業詐欺もあります。
『家にいながら月3万円稼げる』『主婦でもOK』『スマホ1台で楽々バイト』などの広告を目にしたことはありませんか?
中にはまともなサービスもありますが、上記のような広告宣伝をしているサービスは90%以上詐欺もしくは、詐欺まがいです。
中身は大抵「ただのアフィリエイト」であり、それを先に説明してくれれば購入しません。
中には、マルチ商法や、かぎりなくねずみ講に近いものまであります。
WEB広告から副業サイトへ誘導するパターンもあります。
この副業サイトは、「出会い系」サイトと同じ仕組みであり、登録後は「無料」その内、ポイント制の有料となります。
「遺産を貰ってください」「話相手になってください」というメッセージが届き、メール送信・開封・連絡先交換に対し、ポイント代金を支払います。
アドレス交換はシステム上できず、文字化け解除費用など高額な費用を請求されます。
もちろん、遺産などの話は全部嘘です。
詐欺かどうか判断するポイント
- お金を払う前に、何で稼ぐのか説明がなければ「詐欺と疑う」
- LINE ⇒ 別LINE友達への誘導は「詐欺と疑う」
- 知らないWEBサイトやアプリへ誘導は「詐欺と疑う」
- ”簡単に稼げる”の表示は「詐欺と疑う」
これらを踏まえて詐欺から身を守りましょう。
日々詐欺の手口は多様化していますので、自分では悪質かどうかの判断がつかない場合や、どんなに些細でも気になることがありましたらご相談ください。
使った額以上にお金を取り戻す方法
まずは、ゴールを「民事事件(返金)」か、「刑事事件(逮捕)」に決めます。
「民事事件(返金)」は弁護士、「刑事事件(逮捕)」は警察への相談になりますが、いくつかポイントがあります。
「返金」を求める場合
使ってしまったお金を返してもらうための選択肢は、一択で「専門の弁護士」です。
専門でないと、無駄なお金(着手金)がかかり、返金までの期間も長く、戻ってくるお金も少ないです。
弁護士から断られた場合(超少額案件など)にのみ、別の方法を考えます。
詳しくは、『副業詐欺の返金方法』をご覧ください!
わからない場合は、個別でアドバイスしますのでLINEにご連絡ください!
「逮捕」を求める場合
詐欺の犯人が逮捕されること望むなら警察署へ被害届けを出します。
被害届の提出を弁護士に頼むとお金がかかるため、ご自身で届け出ることをお勧めします。
しかし、内容によっては対応してくれない警察署職員もいます。
被害届けを出したいけど、やり方がわからない方はアドバイスしますのでLINEにご連絡ください!
使った以上にお金を取り戻す方法
被害額にもよりますが、損害賠償請求ができます。
過去、出会い系収納代行(銀行振込先の会社)に損害賠償請求を命じた裁判例もあります。
補足になりますが、過去に裁判例があると、それ以降の裁判はそれを引用することが多いため、過去の裁判は非常に重要です。
裁判をしないでも損害賠償請求はできますが、すんなり支払う会社は無いため、損害賠償を請求する場合は、裁判をお勧めします。
『メール・LINE』空き時間で返金手続きは簡単
返金を求める場合の方法は、前項で軽くお伝えした通り、弁護士一択です。
弁護士には、強いジャンル、弱いジャンルがあります。
インターネットに詳しくない弁護士に、SNS詐欺の相談をしても「?」と言われます。
仮想通貨やNFTを知らない無い弁護士に、ICO詐欺の相談で…と話しても「?」です。
とはいっても、弁護士はとても優秀なので、多ジャンルの法律問題を解決する努力はしてくれます。
やったことの無いジャンルも場合によっては受けてくれるでしょう。
知り合いの弁護士に相談したら「まずはやってみましょう」となるかもしれません。
しかしゴールは「返金」であり、早期解決がベストになるため、交渉経験の無い弁護士に相談しても、示談交渉までのスタートが遅れてしまいます。
そうなると時間がかかり、逃げられて終了です。
実績のある弁護士は、最短で示談交渉にうつります。
したがって、その道に強く、実績のある弁護士へ相談すべきです。
本コラムに書いた詐欺は、
- 相談無料
- 着手金無料、調査料無料
- 完全成功報酬
で引き受けてくれる弁護士がいます。
まずは、メール、LINE、電話(もちろん事務所へ行ってもOK)で相談可能です!
お金もかからないし、その場で回答を貰えるので、すぐにやるべきです。
※通常の弁護士相談料は、30分5,500円(税込)が相場となっています。
二次被害を防止する方法
二度と同じ詐欺に合わないためにやるべきことです。
詐欺にあった方は、詐欺にあっていない方よりも、再び詐欺に合う可能性が高いという統計があります。
「次は無い」と思うから詐欺にあうようです。
わかりやすい例は、仮想通貨のICO詐欺で騙された人は、同類であるNFT詐欺に騙されています(詐欺進行形が多いため、まだ騙されていることに気づいていないと思います)
つまり、残念ながら、この記事を読んでいる人は、また詐欺に合う可能性が高いのです。
二次被害を防止するポイントは、
- 自分は詐欺に合いやすいと自覚する事(自己を防衛し冷静になれる)
- 儲け話なんて存在しない。可能性は0%と思うこと
- SNSをやめる、スマホを捨てる
最後のは、半分冗談ですが、詐欺の入口はSNSであり、スマホです。
それが無ければ、詐欺に合う可能性が大幅に減ります。
詐欺グループも、スマホが無い人は対象外にするでしょう。
全ては「無料」で行う!
騙されてお金が無くなったのに、それを請求するためにまたお金を使う。
そんなことは絶対に止めてください。
詐欺会社を調べるために探偵に50万円支払った。
返金になるかわからないのに、弁護士に着手金10万円を支払った。
また債務整理(借金の減額)を依頼するのに、借金(債務)が増えた、なんて事もあります。(高額な弁護士費用請求)
被害のジャンルによっては、先行費用がかかる場合もありますが、前述したとおり、このページにある詐欺のほとんどは先行費用がかかりません。
相談、調査、契約の全てを「無料」で行いお金を取り戻しましょう!
最後に -騙されてしまったら-
騙される人(被害者)は悪くありません。
騙す方が絶対的に悪です。
仮に騙されたとしても、返金請求でき、やり直しがききます。
決して諦めずに、奪われたお金は取り戻しましょう!